※ネタバレあり

・Go!プリンセスプリキュア 2話「学園のプリンセス!登場キュアマーメイド!」
 さらりと今後の方針、「巻き込まないために正体は明かしません」というのを描いて、二人目のプリキュアも参戦するという運び。キュアマーメイドとなる生徒会長みなみがプリキュアへ返信する流れも、流れるようでした。妖精たちがドレスアップキーとプリキュアは引かれ合うという説明の後に、海から流れてくるのを拾う。正体のばれ方も自然で、それでいてしっくりとくる。
 冒頭のランニングでは、インコと犬と散歩していたと思っていただけだったのだなと納得させる描写も忘れない。いい仕事しているというか、上手いですよねー。お嬢様を目指す学校という設定も、なんというか、幻想的というか、一昔前に戻ったような心地よさがあります。
 みなみが自分は完璧じゃないと発言していた件、みなみがはるかに近付いてきたもらえたことが嬉しかったという描写はなんだかくすぐったくて微笑ましかったです。
 で、最初は気付かなかったのですが感想サイトを回ってみたら、そう言えば自分を完璧と自称するプリキュアがいたなーということを気付かされました。笑っちゃったということ以外、他意はありません。 

・神様はじめました◎ 第2期 4話「神様、黄泉をかける」
 面白かった。何気にこの作品、細かい部分が日本神話をないがしろにしていなくて、むしろわかりやすいように噛み砕いている位のレベルでまとめられているのに「は〜」と感心してしまいます。
 お約束というか王道というか、しっかりと世界観が作り込まれているのでここら辺を素直に感動できますね。奈々生のお人好しキャラも良い。
 まあそれ以上に鬼切が女の子だったことに戸惑うわけですが……

・アイドルマスター シンデレラガールズ 5話「I don't want to become a wallflower」
 自分はこういう、この話だけで観ると嫉妬とか今までの不満の爆発とか、そういうものに類する負の感情を描いているような、言うなれば「ギャグを多少振っていても、重くなりがちな話」というのがけっこう好きだったりします。
 こういう描写が後々、嫉妬が解消されたとき、ボディブローのように効いてくるのを何度も何度も観てきているからです。
 今回の内容って前川の暴走が描かれていて、その暴走はストライキとなり実際に喫茶店を占拠するという迷惑行為に発展してしまっているわけです。個人的には、店の経営でも一応はできていて、謝罪の描写をさらりとではあるけれど入れているから問題無いかなと言う思いがあります。あと、まあ、会社内の喫茶店だしね。
 今までの内容を見ていると、彼女はニュージェネレーションズの三人と相対しているときは「にゃんにゃん」言いまくっているという描写が多いわけですが(個人的にこの猫語が好きでないのですが、それは置いておく)、卯月が1話で散々基礎練基礎練とやっていたところを観るに、彼女も普段はそうだったと言うことは想像に難くないわけです。
 これ、彼女が表では「にゃんにゃん」言ってふざけているように見えるけれど、前話のビデオ撮影のようにすぐ猫語を使えるよう準備しているくらいくそ真面目(褒め言葉)な人物だって理解した上で観ると、如何に追い詰められていたか分かるような気がしてくるのです。
 でもプロデューサーの感情も理解できるという。いたずらに、他のメンバーのCDデビューも予定しているなんて言ってしまったら、第一弾が振るわずに企画が頓挫してしまった時に申し訳ないし。更には、第一弾のメンバーに余計なプレッシャーを与えてしまうことになる。



過去感想は下記より
アニメ感想:2015年冬期まとめ