※ネタバレあり

 完全にシャットがギャグキャラと化している。

 今回は新展開に向けての下準備と行った回でした。
 クローズの復活、それに向けて種を人間側の世界にばらまいて、新たな部下ストップ、フリーズを産みだして、フローラへと宣戦布告を仕掛けたわけです。

 他は、花恵にフラワーコーディネーターの仕事があることをはるかが教えたことで、それが夢になったこと、その生まれたての夢でも、閉じ込めることが可能であることが示されました。
 このときのはるかは少し強引だったような気もしますが、これくらい思い切りよく背中を押してくれた方がいいのかも知れませんね。本当に目標とするかはその本人の自由ですから。

 クローズは復活怪人は弱いというセオリーを真っ向からぶち破っていく驚異的な力を見せましたね。序盤のあのギャグ混じりな部分もなりを潜めて、幹部らしさに溢れていました。

 それよりも今回意外だったのはロックの正体でしょうね。
 前回帽子だけが外れて消滅しなかったこと、今まで帽子の表情だけは豊富で素顔の方は一切描かれていなかったことから、敵の正体は帽子で操られていたという可能性は充分にあり得ましたけど、これほどあっさり説明されると驚くこともできないといったところでしょうか。
 普通の人間が操られていたという話にすると、けっこー社会的な事情が面倒臭いことになるからの配慮もあるのかなと思いましたね。

 ディスピアもクローズがロックから集めた絶望により復活。今後はクローズたちは植え付けた絶望の種を育てるために絶望を集めるという展開になるようです。
 これが今後どのような影響を及ぼすのか、恐らくはラストバトルに向けてのお膳立てだとは思うのですが、今から楽しみですね。



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過去感想は下記より
アニメ感想:2015年夏期まとめ