※ネタバレあり

 始まりました。新プリキュア。
 対象年齢をぐいっと下げてきた、そんな印象を受けました。
 明確なテーマの提示は無しという感じで、どんちゃん騒ぎを楽しもうという作風にするのかもしれないなーと、観ながら考えていました。

++あらすじ++
 みらいは夜空を眺めていると、月の周りをくるくると回る物を見つける。翌朝様子を調べに行くと、ぬいぐるみのモフルンを落としてしまったのを教えてもらう。
 お礼を言って振り返るが、そこには誰もおらず、上を見ると空を浮いている魔法つかいがいた。
 魔法つかいリコは探し物があるらしく、昨日の夜もそれを探していたのだという。
 
 その二人の前に、怪しい男が現れる。リンクルストーンエメラルドのことを知らないか、と訊ねてくる。それはいくつものリンクルストーンの中心を担う物であるという。
 近付いていくリコの手を掴むと、みらいは逃げるように走り出す。そいつが何やら怪しい人物であると見抜いたためだった。

 リコは箒に乗って二人で逃げる。この時、リコにとって不思議なことが起きていた。リコは一人で乗るのが精一杯の魔法つかいである。
 なのにみらいを、乗せていると二人乗りだというのに簡単に、しかも自由自在に飛ぶことができるのだった。
 けれど怪しい男バッティはトラックに魔法をかけ、ヨクバールを作りだし二人を追いかける。そして遂に二人は追い詰められてしまうのだった。

 もう駄目かと言うとき、首から提げたペンダントが光り出し、プリキュアへと変身するのだった。
 ヨクバールを退けると、二人は駅の改札から、魔法の世界へと行くのだった。

※次回からは魔法使いって書くと思います。変換するのが地味につらい。
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 そんなあらすじでした。
 何かすごい物が始まったという感覚は前作と比べたらありませんでしたが、堅実な作りをしていたと思います。
 ここら辺の一話にどれくらいの情報を詰め込むのかという部分について、プリキュアというか東映アニメーションはもう理想型を作り上げているなと。

 二話の内容も含めてプロローグという印象なので、そちらを早く観たいなと感じました。
 魔法がどんな物かとか、リコはあんまり魔法が得意でないらしいとか、みらいの方が魔法の才能はあるようだとか。みらいの祖母は何かを知っていそうだとか、諸々の情報に期待が高まる感じです。

 あと、何気にキュアップ・ラパパを連呼していた理由が、視聴して数時間経ってようやくわかりました。もう一話にしてキュアップ・ラパパという呪文を覚えてしまっている。これはさすがというか。

 モフルンは喋られる前から何かしら意思みたいな物があったような感じがしますね。モフルンが落ちた原因が、みらいが会いたがっている魔法つかいを見つけて、みらいが気付けるようにわざとカゴから落ちたような、そんな気がしました。

 EDがますますすごいことになっていましたね。
 動いているキャラ同士がぶつかるって、3DCGだとめちゃくちゃ難しいのではないかとか、そんなことを考えたりしました。どうなんでしょうね、それほどでもないのかな。



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過去感想は下記より
アニメ感想:2016年冬期まとめ