※ネタバレあり

 今回のプリキュア、やっぱり胸が大きいんだ。
 そんなことが第一印象だったわけですが、プリキュアにとってはけっこう大事なことだと思います。
 一話のエンディングを観たときから、今回のプリキュアは胸があって、それもキュアミラクルの方が大きく描かれているのではないか、明確に差別化されているのではないかと思っていましたが、実際その通りだったようです。
 今回判明したキュアマジカルのルビースタイルがガーターベルトを履いていたり、今回って何気に攻めている作品なのだなと思います。

++あらすじ++
 魔法学校へ通うこととなったみらいは、その準備をするために魔法商店街でリコと共に買い物をすることとなる。
 商店街の中央には、情熱の炎が掲げられており、かつて魔法界が闇に覆われたとき、光を灯したのだという。

 魔法学校の制服を作るための服屋、ほうき屋、どれもがリコのことを知っている。リコは子供の頃から、この商店街の人々のお世話になりながら育ってきたのだった。

 一通りの買い物を終えると、闇の魔法つかいスパルダがみらいのリンクルストーンダイヤを奪い取ってしまう。
 そのためにみらいは変身することができない。為す術もなく商店街を破壊されてしまう中、リコが商店街を守るために叫ぶ。

 すると情熱の炎からリンクルストーンルビーが生み出され、二人はプリキュアへと変身し、ヨクバールを撃退するのだった。 
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 情熱の炎からルビーが出現したわけですが、物語の終盤、この世界を灯したというこの情熱の炎が消されてしまうときが来るかも知れませんね。
 前述しましたが、胸がちゃんとあるプリキュアってすごく新鮮な感じがします。今作、プリキュアに変身することが、身体の成長に直結している節があります。だから、その象徴として、そういった部分も大人に近付いていることを描写しているのだろうなと。
 女の子というのは、大人に憧れるものです。だからプリキュアを素敵な大人のお姉さんとして描写するため、憧れの存在として描写するため、明確にさせたのでしょう。

 今回はリコのバックボーンが描かれた、大切な回のように思いました。
 リコが魔法を得意でないことは商店街の、特に服屋とほうき屋にとっては共通認識である。それはリコが幼い頃からこの商店街のお世話になってきたからであるということ。

 また、あらすじには書かなかったですが、冒頭みらいは祖母に魔法学校に通うことを伝え、それを快諾してもらっています。
 そのことについて、リコはどこかくらい表情をしていました。これはもしかすると、リコの家庭事情があまり良くないことの伏線なのかも知れません。
 リコはホームページに書かれているところに寄ると、勉強は得意だけれど魔法は得意でないと言うことです。つまりその魔法が得意でないと言うところに、何かしら家族へ言われていることがあると推測されます。

 オープニングで性格真逆といったことが言われて居ることもわかる通り、みらいは勉強は苦手だけれど魔法は天才、リコは勉強は得意だけれど魔法が苦手。そういう展開が描かれるのかも知れません。

 また、今後の展開の示唆もされていました。リンクルストーンエメラルドの復活が近いと行ったこととか。
 三話で舞台が整いきったというわけではないですが、次回からは魔法学校の授業が始まるようです。オープニングの妖精が出てくるのはいつのことか、と言ったところも期待して待ちたいところです。

 ところで些事ではあるのですが、本来の中学校の方はどうなるのでしょうね。どうやら魔法界からナシマホウ界(人間界)へ連絡は可能なようです。つまり時間の流れが違うと言うことでもないようです。
 そこら辺の帳尻合わせはどうするのか、気になりますね。何となく、リコも人間界の中学校に通うことになりそうな、そんな気がします。



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過去感想は下記より
アニメ感想:2016年冬期まとめ