※ネタバレあり

 もう頭がツッコミモードに入ってしまっているのがわかる。どこかどこかでいちゃもんを付けたくて堪らなくなってしまう。ちょっと気持ちを切り替えるようにしていかないといけないですね。本当に。
 内容としては、首を傾げる部分はあったものの、今作屈指の面白さになっていたと思います。本来は最初からこういう話を描くつもりだったのではないかと言うくらい。

++あらすじ++
 リコがナシマホウ界に来たのは、リンクルストーンがあるため。だから校長に頼んで行くことを許してもらったのだった。
 戻るとすぐにリンクルストーントパーズを見つけるが、もたもたしているうちにカラスに取られてしまう。

 すぐにリコが追いかけるが、みらいがもたもたしている間にはぐれてしまう。リコはお腹が空いているために落下したところ、みらいの母親に会っておにぎりとミックスジュースをもらう。

 一方みらいはリンクルストーンを見つけるももたもたしている間に、猫に取られてしまう。
 追いかけている内に、リコとの思い出の場所を思い出す。リコも同様に思い出し、二人は再会できた。
 その後、敵に襲われたためにリンクルストーンを見失ってしまったのだった。

 最後に、リコを監視するためか教頭先生がナシマホウ界に降り立つ。
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 自分はやっぱり今作のキャラクターを掴め切れていない。
 今回、カラスをすぐに追いかけるのはみらいの役目のような気がしたのです。だって、思い立ったらすぐ行動するのはみらいの役目だと思っていたから。しかしすぐに行動したのはリコでした。
 こういう展開になった理由は、リコとみらいをはぐれさせるためという目的のため、だとは思うのですが、別に逆でも良かったのでは無いかという気がします。

 あと、リコがナシマホウ界の人々も守らないといけないと決意するのですが、その理由としてナシマホウ界の人々も優しいということを描写している。そこに、説得力が足らないと思いました。みらいの母親が優しかったから、という理由が描かれているのですが、その前にリコは自転車に轢かれそうになっているわけで。プラマイゼロと言う気がしてなりません。重箱の隅をつつくようではありますが。

 わかりやすさ重視というのはわかるのですが、けっこう大きな声で魔法という言葉を使っているのは大丈夫なのかと心配してしまいますね。使えることは隠さないといけないという方針で進めるつもりなら、現状隠せていないように思えてしまう。

 戦闘描写は、恐らく今作屈指で気合を入れていたのだと思います。スパルダの作画が綺麗だったので。でもどこかのっぺりしているのは、恐らくプリキュアのキャラデザのせいだと思うのです。ゴテゴテし過ぎて描きづらいのでは無いかと、そんな気がします。自分は絵が描けないですから、勝手な想像で書いてはおりますが。

 なんとなく、今回トパーズを見失ってしまったという展開にしていましたけど、別に今回手に入れておいて問題無かったのでは無いかという気がしました。
 今回ハーちゃんかモフルンがゲットしておいて、次回の戦闘で使うとか、そう言うので良かったのでは無いかなと。もしかすると次回のトパーズゲットにとっておきのエピソードがあるからなのかも知れませんが。多分、そういうのは今作ではないとは思いますけども。

 やっぱり最初の頃の印象が足を引っ張っていますね。あんまり良い目線で見ることができていない。



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過去感想は下記より
アニメ感想:2016年春期まとめ