※ネタバレあり。プリキュア感想ではありますが、簡易的です。

 ここまで来たら完全にアコがキュアミューズだと察せられるように作劇がされていますね。
 そして、キュアミューズにとって、メフィストが大切な存在だと言うことも。

 しかしミューズが音楽の女神というワードが出てくるところとか、時々女児アニメらしからぬ設定が披露されるのが、面白くもあり、これわかるのかと疑問に思う部分にもなっていますね。
 個人的にはむしろそういうワードはしっかりと入れた方が、わからないけど面白いことを言っているのだなと、伝わると思っていますが。

 で、メフィストが乗り込んできて、プリキュアが危機に陥ったときにキュアミューズが登場。プリキュアを攻撃から守りもするが、メフィストを追い詰めようと言うときにメフィストを守ろうともすると言う。明らかに訳ありな状況が描かれるわけです。
 何というか、とうとう本筋が動き出した感じが堪らなく面白いですね。

 ただ、メフィストもトリオザマイナーたちに厳しすぎるのではないかとは思いますね。
 何せプリキュアたちは実を言うと音符を彼らに一度盗まれているため、ほとんど持っていないはずなのです。なので、トリオザマイナーたちの方が有利なはず。そのことが無かったことにされている気がして複雑でしたね。
 実際、メフィストがキュアミューズにかばわれた後、フェアリートーンから音符を奪い取ったシーンは、大量の音符が登場していました。ここら辺の音符の描かれ方、本当に曖昧というか、重要な要素なのに大雑把に描かれているのは玉に瑕な気がします。

 アコが実は優しい子だとして描いているのもキュアミューズとの同一人物であることを示すための伏線ですね。竹馬も、身長を高く見せるために使っているから上手と言うことなのでしょう。

 次回はキュアミューズが仮面を取るようです。正体を知っているため、演出の部分にだけ見ることに注力する形になるかなと。



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過去感想は下記より
アニメ感想:2017年秋期まとめ