※ネタバレあり。
  筆者の方針は元々、「こう考えれば、楽しめるんじゃない?」という脳内補完をするのが原則です。今作でもそれをできる限り徹底していくつもりでいます。
  できない作品ももちろんありますが、極力。


 キャラクターとの掛け合いを描きつつの、これからの展望の描写と言ったところ。

++あらすじ++
 はなの父親が店長のホームセンターに行き、手の足りないお花屋さんの手伝いをすることに。
 その中、はぐたんの子守はハリーがしていたが、はぐれてしまう。
 花屋でははなが水拭きに水を多く使いすぎて失敗していて、そのことを大人の店員さんが客に叱られていた。

 チャラリートは席がなくなっていて、代わりに課長パップルが行くことに。
 はぐたんがいなくなったことがわかって、店員さんに許しを得て探しに。
 ドタバタあったが見つかる。

 一方店員さんが客に叱られていたのを落ち込んでいたことについて、オシマイダーが生み出される。
 パップルはクライアス社がみんなの未来を奪うことを社是としていることを話す。

 プリキュアは食虫植物に挟まれるが、三人で力を合わせてこじ開ける。そして浄化。

 花屋さんはお客がなんだかんだでここの花が一番活き活きしていると戻ってきていた。

 はなの母親が、はなたちのお仕事体験を特集しようということになる。
 その中、花屋の仕事ぶりでさあやをどこかで見たことがあると感じていたはな。彼女の母親が気づく。さあやは小役で、野菜少女と呼ばれていたのだった。
 そのことに、さあやはどこか複雑な様子でいた。
++++++++

 あらすじはこんな感じ。余りに手抜きですが、見逃してください。暇がなかったのです。感想の中で拾うようにします。

 冒頭で説明されていましたけど、ほまれはもうトラウマを乗り越えた扱いになっているのですね。そういうことなら、それで良いわけですが、ともかく今後の描かれ方は気になりますね。
 フィギュアスケートが上手いってはなが家で紹介しているところも、気になります。何せはなはまだほまれのその様子を見ていないわけですし、彼女の両親だってかつてほまれが活動休止をしていることを知っているでしょう。だって母親は記者なのだから。
 そんな明るい様子でそうなんだとは言えないはず。だから少し違和感を覚えました。まあ、最初に気になったところは書いてしまおうと言うことで。

 困っている人を放っておけないという発言は、3話でハリーに対して、はながした態度と矛盾しますね。何せ間違いなく3話でハリーは困っていたし、疲弊もしていたわけですから。やっぱり3話はおかしい、以上。ということだけ最初に書いておきます。面倒臭いから。

 ともかく、困っている人を放っておけないのは、今までしてきた描写のおかげで説得力ありますね。
 ほまれも先生も、老婆も花屋さんも、困っていたなら黙っていられないのです。ハリーを除いて。
 ともかく、全うに主人公しているなと思います。

 はなの父親、逞しいですね。他のキャラクターの二倍以上肩幅ありますもの。ラグビーでもやっていたのでしょうか。
 思わず「ウホッ」というネットスラングを使いたくなってしまいます。

 目まぐるしく話が展開していました。ホームセンターに行って、お花屋さんを手伝う、はぐたんとはぐれる。課長が馳せ参じる。お花屋さんでは失敗してしまうし、お客さんにそのことを、店員さんが叱られてしまう。
 その中、花屋さんでは文句を言っていたお客は戻ってきて、そこの花屋の花が一番良いと一件落着。はなの父親からは、ホームセンターで毎日一つ一つのことを一所懸命にすることがみんなの幸せに繋がるのだと思うと説かれる。
 課長のパップルからは、クライアス社の目的を話される。そして今後の目的として、仕事体験をはなの母親が編集する雑誌で特集することになる。
 描かないといけない物が天こ盛りなのだなという印象を受けました。
 今作も色々とやらねばならないことが多いのだなと。はぐたんの子育てをしながら、職業体験をしていくと。赤ちゃんも未来の象徴。職業体験も未来の象徴。そういった物の詰め合わせにする、と言ったところでしょうか。
 一話で収めるには多少、情報量が多かったかもなとか、それだけは思いました。

 パップルはバブルのもじりでしょうね。チャラ男にバブル世代。今まで失われてきた者の容姿をしていると言ったところでしょうか。
 花屋さんが何気にフルネームだったのは、今後も登場する事への布石でしょうか。あと、はなのせいで叱られたときも、はぐたんを探しに行かなければならなくなったときも、嫌な顔一つしないところが大人なのだなと思いますね。今回オシマイダーを生み出されたのが彼女だったことも、それを強調させているというか。
 なんかこういう、子供の前ではしっかりとした態度を取ろうとする大人も、裏では落ち込んだりしている姿も描いているのって、地味に攻めている気がしますね。

 そしてさあやの過去も明かされることになると。元子役と言うことで、どのように決着を付けるのかと言ったところ。

 あと面白いのが花屋の店員さんにもフルネーム「さきた まり」があったことでしょうか。ほまれに4話で説得しようとしていた先生も梅橋としっかり名前がありましたし、周囲の関係性も固めていくという意思表示と言ったところでしょうか。

 で、次回。さあやがオーディションを受けるようです。
 はなも受けると言い出したのに対し、ほまれがマウンテンブルーバードと言っているのに首を傾げてしまいました。すぐに思い出せなかった。それくらいには記憶力が衰えているのだなと言う、年齢を重ねることの世知辛さを感じてしまいました。
 2話でさあやがはなのことを、マウンテンブルーバードに似ていると言ったから、そんな次回予告だったのですね。なお、このマウンテンブルーバード、実在するそうです。そして本当に、じと目になったはなと似ています。画像で見るだけでも、綺麗な毛色をしているとわかる鳥ですね。



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過去感想は下記より
アニメ感想:2018年冬期まとめ