※ネタバレあり。
  楽しんで視聴するのが方針ですが、もしもできなかったらごめんなさいと言った形。できなかったときは事前に書きます。
  無論、楽しめない理由は作品にではなく、自分に責任があると思います。一笑に付してください。あと、過去作のことは比較的な意味で触れることにしました。その方が楽しく書けるので。


 ハリーは初代仮面ライダーだったんだなって。

++あらすじ++
 夏祭り、着物姿で楽しむ一同。
 花火を見るために高台へ向かう途中、はなたちはまだ食べ物を食べたいと戻っていく。二人残されたハリーとほまれ。
 ハリーが打ち明け話を始める。子供をあやすのが得意なのは、未来の世界でかつて自分よりも年下の子供たちを世話していたからだと。
 そして、更に打ち明けようとしたとき、ビシンが現れる。それは、ハリーが世話をした子供の一人だった。

 ビシンの気を逸らすために、ハムスターの姿になり逃げるハリー。
 だが、捕まってしまう。それで、首輪を外されると、怪物の姿に。
 ほまれはそれで察する。ハリーはかつてクライアス社にいたこと。そして、改造されていたことを。だからビシンは彼を連れ戻そうとしていたのだった。

 暴れるハリー。しかしほまれが立ちはだかり、隠していたことについて恫喝するとたじろぐ。その隙に必殺技を放ち浄化。元の姿に。
 ビシンはハリーを諦めないと残し、退散した。

 その後高台から、無事にみんなと花火を見ることができたのだった。
++++++++

 あらすじはこんな感じ。殴り書き。細部間違っていたら申し訳ないです。

 はなは一話でさあやにかっこいいと言われて良かったよなと、そんなことを思います。
 学校という立場的にも、はなの心情的にも。さあやはクラスメートに慕われている委員長です。そんな人から直々に憧れられる。その事実は、嫌な書き方をしますが、いじめられずに済みますよねっつう話。そりゃあ、転校生のくせにさあやに近付くなんて生意気、と考える人もいるかも知れませんが。まあそれは置いておいて。あと、そんな人物から憧れられるって、「間違っていない」ということの根拠になりますよね。
 と、今回の話と関係ないことを書きました。おしまい。

 物語の順序的には、あまり上手く組み立てられていないのではないか、と言ったことを考えてしまいました。今回の内容自体は全く問題無いという前提の元で。
 何がかというと、ハリーは自分の過去を打ち明けづらかったようです。
 しかしパップルやチャラリート、ダイガンは過去の行いなどお構いなしに、プリキュアたちに関わってきます。プリキュアたちもそれに違和感がない様子です。この事実が、ほまれとハリーとの約束の意義を薄めてしまっている気がしたのでした。
 これだと、パップルたちが受け入れられているから、ハリーも話すことができたという描かれ方になっている気がします。それでももちろん良いのでしょうが、せっかくほまれと約束しているのだから、そちらの要素のみで貫いた方が感動出来たと思います。
 順序としては、下記のようにすべきだったのかなと、筆者は勝手に思っているのでした。
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1.ハリーがほまれとの約束から、打ち明けようとする
2.みんながハリーの過去を受け入れる
3.その結果、パップルたちのことも受け入れることになる
+++
 つまり、24話と25話は逆の方が良かったよねと言う話です。前回グダグダ筆者がパップルのことをこんなすぐに受け入れられないと書いていましたが、そこにも違和感を覚えなかったと思います。

 最初に書きましたが、内容としては伏線の回収もありの、ものすごく整理された話だったなと思います。前述の通りほまれとハリーの伏線も、ハリーの過去と共に回収。ビシンとの関係も明らかになりました。
 祭りを満喫して、ちゃっかりキュアエールを好きだと言っていた男の子は、その正体であるはなに惹かれているという。なかなか見る目のある男です。ただ、はなと彼との接点が多かったわけではないので、より接点の多いハリーとほまれがいる分、物足りなさはありましたね。仕方ない部分です。

 で、ハリーとビシンの過去です。ビシンが最初の登場から比して、小物感のある描写がされていたのは少し残念なところ。
 制御不能な力を有しているからではなく、洗脳が解けるからあまり外に出してはならないと言うことなのかも知れません。
 同様の改造手術を受けたハリーが、洗脳から解けるきっかけになったのが、ミライクリスタルホワイトを持つ存在なのでしょうね。そしてそれは恐らく、はぐたんなのでしょう。

 あとは、アイキャッチが変わっていましたね。思い出の数々がパットに記録されているという演出でした。

 次回はさあやとその母との描写が描かれるようです。最初、さあやは自分が女優になりたいかわからないと言っていました。その結論は描かれないまま、彼女がオーディションを受けている描写だけが描かれている状態です。
 そういった部分に進展があるのかどうか、といったところでしょうか。果たして。



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過去感想は下記より
アニメ感想:2018年春期まとめ