※ネタバレあり。
  楽しんで視聴するのが方針ですが、もしもできなかったらごめんなさいと言った形。できなかったときは事前に書きます。
  無論、楽しめない理由は作品にではなく、自分に責任があると思います。一笑に付してください。あと、過去作のことは比較的な意味で触れることにしました。その方が楽しく書けるので。


 感想がくっそ読み返しづらい状況になって居ましたね……すみません、修正しました。
 最下部の「HUGっと!プリキュア」「ハグプリ」のタグから飛んで頂くのも、多少見返しやすいかも知れません。

 それはともかく、ほまれについては、モグモグもいいけどスケートもね? と言いたくはなります。

++あらすじ++
 ほまれの家で、モグモグはCMの猫リリーに一目惚れする。
 そして、会うために共演するオーディションに参加することに。特訓するが、見た目はともかく、運動も上手く行かないので、後は勇敢さだけだという話になる。しかし、吠えたこともないほど臆病な彼を、心配する。
 そんな様子をルールーは心配そうに見ている。それに、えみるが気付く。
 そして二人いつもの丘でギターの練習中に、その相談を受ける。種族が違うのに、大丈夫なのかと心配している。それはルールーがアンドロイドだからこその悩みだった。
 けれど、えみるは心があれば伝わることを、歌を歌うことで伝えるのだった。それで、ルールーも笑顔になる。そして、モグモグを応援しようとライブをすることを提案するのだった。

 モグモグが参加するオーディションの前座として、えみるとルールーは演奏する。
 その後、オーディションは開始。モグモグはほまれのセンスもあり、服飾にも高得点。しかし、パップルの連れた犬が満点を獲得。
 次は運動。やはりモグモグは苦手。けれど奥の手でさあやが出したリリーの写真、それでパワーアップし一位になった。

 勇敢さの審査開始。だがビシンが生み出した猛オシマイダーに邪魔される。逃げる人々。変身するプリキュア。
 ビシンはハリーがプリキュアとつるむのが面白くない様子。
 少女が置き去りに。モグモグ立ちふさがる。そして初めて吠える。それで猛オシマイダーは怯む。その隙に逃げる。

 ビシンは猛オシマイダーに力を注ぎ強化。
 ハリーはビシンに、クライアス社に戻らないと告げる。ビシンはわかりあえるはずもないことを言う。
 反論するマシェリとアムール。心があれば伝わる、種族の垣根も超えられる。
 その後、猛オシマイダーは浄化。ビシン撤退。

 オーディションは中止。落胆するモグモグ。しかし助けた少女の飼っている猫が、モグモグが想いを寄せる相手リリーだった。キスをされ、有頂天。
 種族が違っていても思いが伝わることを実感したルールーは、えみるを好きだと伝え、抱きしめる。
 はぐたんもハリーのことを抱きしめるのだった。
++++++++

 あらすじはこんな感じ。殴り書き。細部間違っていたら申し訳ないです。

 題名がハートキャッチですね。多分、いくつか見逃していると思います。どうやら作中の用語も活用しているみたいなので。

 犬は本来臆病だから吠えるんじゃなかったでしたっけという、素朴な疑問が湧きました。むしろ吠えない犬は、それこそ度胸が据わっているというか。もちろん個体差があるので、震えることしかできない犬もいると思います。

 ちょっと気になったのはモグモグの扱いですね。彼って元々迷い犬で、飼い主が見つかるまで「病院で」預かっている設定じゃなかったかなと。
 ……てなわけで見直してみました、その通りでした。時間の経過の中で、ほまれの家で預かっておくことになったのでしょう。25話でもちらっとほまれの家にいることが描写されているので、家で預かることになった描写が省略されている、と推測されます。
 25話で既に祖父の膝でくつろいでいる状態だったので、作中で描かれていないところで引き取る形になったのでしょうね。

 キャラクターの関係性を再認識させる内容でした。
 アンドロイドであるルールーは、自分の感情に自信が持てないと言ったところとか。さあやが調べ物をする担当だったりとか。はなが率先して行動する立場になっていたり。ルールーとえみるは、何か悩みがあるとき、二人きりだけなら打ち明けられることがあるところとか。
 個人的には、事ある毎に二人が練習する丘に移動して相談事をするのは、はなたち三人との溝を感じるなと、正直なところ思いますね。恐らくこの方針はずっと続くのだろうなと思います。その描写がある度に、筆者はちょっと複雑な思いがする気がします。

 後はビシンの言っていることが気になりました。「また同じ目に遭っても知らないよ」というのは、過去に何かあったことを示唆しているわけで。それは、改造されたことではなく、改造されたきっかけとなる出来事があると言うことでしょう。それが、つまり誰かに裏切られたことがあるということになるのかなと。
 ここら辺が、種族が違うから裏切られたという方向に話が行っている気がします。ただ、ビシンは別にそう言いたいようでは無いように思えるというか。
 恐らく、ビシンが言っていることと、プリキュアたちが言っていることは論点がずれているのです。
 ビシンは、プリキュアと仲間になれるはずがないとしか言っていません。種族が違うからどうこうとは言っていない。25話の内容から言って、クライアス社だった者が、クライアス社の敵であるプリキュアと仲良くなれるわけが無いだろうと言いたいように思います。ハリーも「クライアス社には戻らない」としか言っていないですし。
 彼が言いたいのは「組織の違い」でしかないでしょう。てかそうじゃないと、ビシンは種族の違う者がたくさんいるクライアス社にハリーを連れ戻そうとしていることになってしまう。
 一方プリキュアたちは「愛は温かくて幸せになれるもの、心があれば感じることができる。ハリーは大事な仲間、種族が違っても絆がある」と反論している。
 これ、「種族が違えど心があれば通じ合える」というのが、「組織が違えど心があれば通じ合える」という内容にすり替わっているような。
 ただ、今後どんな風にハリーとビシンの過去が描かれるのか次第なので、ただただ待つのみです。実際、過去に人間に裏切られているかも知れないですし。

 ただ、パップルたちがお咎め無しで生活している時点で、ビシンの発言は全て意味が無い物になっているのですけども。今回のような公のオーディションにも参加していて、法人を作ることに制限がなく、戦っていたプリキュアたちですら友人的な立ち位置で接しているのですから。
 もしかすると、終盤になってハリーが拒否される展開があって、その際に一緒に拒絶されるのかも知れません。……無いと思いますけど。
 ともかくビシンはハクビシンから来ているのでしょうね。とだけ。

 無論伝えたいニュアンスはわかっています。属している物が、その人の関係に影響を及ぼすものではないんだよ。その人たち同士の思いが大切なんだよと、そういうことなのでしょう。だから上記のことは大体、筆者のいちゃもんです。

 あと、ルールーとえみるのバンドはいつの間にか、オーディションの余興を思い付きで行えるほどの知名度を得ていたのですね。ナイトプールでのコンサートが彼女たちの知名度を押し上げたと、そういうことなのでしょうか。
 もしかすると、はなたちの世界ではバズっているのかもしれませんね。ただ、せっかく序盤にビューティーハリーがバズっている描写を入れたのですから、ここら辺も描いて良かったのかなと、ちょっともったいなく思いました。そうしておけば、今回の余興演奏も説得力があったと思うので。
 ここら辺、そう書いてはいるものの筆者の妄想でしかありません。作中ではルールーとえみるの活動について、世間の影響が描かれたことがなかったので、やっぱり少し唐突に感じました。どこかで補足があるかも知れませんね。

 ダイガンの5分に対して、初めてツッコミがありましたね。パップルがばしっと叩いていました。それだけで安心しました。やっぱり、5分発言はおかしいものとして扱われていたのだなと。

 次回ははなの祖母の家へ行く模様。駄菓子屋を営んでいるようです。正直、ゴープリが好きな自分には感慨深い物があります。果たしてどんな内容が描かれるのか。



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過去感想は下記より
アニメ感想:2018年春期まとめ