※ネタバレあり。
楽しんで視聴するのが方針ですが、もしもできなかったらごめんなさいと言った形。できなかったときは事前に書きます。
無論、楽しめない理由は作品にではなく、自分に責任があると思います。一笑に付してください。
※過去作のことは比較的な意味で触れています。記憶違いをしていることもあるので、その時はご指摘ください。訂正させていただきます。
5話で変身とキャラ紹介までをシリーズ構成の手で済ませたいなら、こうするしか無いと思います。
多分6話からはリレー形式に変わることを想定すると。
++あらすじ++
まどかは宇宙開発特別捜査局の局長である父親がいた。宇宙人とは敵対している組織である。そのためまどかは4話でララたちにその疑いがあることを気にしている。
また、まどかは弓道や茶道、華道も嗜む才女である。生徒会長であり成績も学年一位。正に文武両道である。
そんな彼女は、学校に来たララたちが、宇宙人であることに気付いてしまう。
父親に知らせるか迷っているとき、父は彼女にまどかが地元の中学に通わせているのは、一般の人々の気持ちを知るためであると念押しするのだった。
つまりまどかは家に縛られているのである。
その中、まどかはララたちが潜んでいるのを裏山で見つけてしまう。
ばれると地球にいられなくなると言うプルンスたちに、まどかは父を裏切れないと迷う。そこにフワがおにぎりを差し出してくるのだった。
ひかるはフワが悪い宇宙人に見えるかと問う。
そこにノットレイダーとテンジョウが現れてフワを狙う。
増員されているため、3人でも苦戦。まどかはフワを任されているが、隠れていなかったためあっさり見つかる。テンジョウは「そこに隠れていたの」と言っていたが。
フワを連れて逃げるまどか。フワを守らないとと考えたとき、フワが変身アイテムを生み出す。そして父親のことを思いつつ、フワを守ると決意し変身を遂げる。
ノットレイダーの数などものともせず撃退。テンジョウは退散。
父親が現れて、何か見なかったかと問うが、まどかは見なかったと嘘をつく。
ひかるが先輩と呼ぼうとするのを、えれなは堅苦しいという。まどかもプリキュアについては二人の方が先輩だと同調。ララはあっさりと二人を「効率的だ」と呼び捨てにする。サマーンには敬語はないと。そしてみんなで笑い合う。
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雑あらすじ。あらすじ書きづらい。
テンジョウはノットレイダーとして一緒くたにされていました。そういうことです。それで構わないという意味で。
隠れていないのに隠れていたことにされたり、フワを守りたいと考えるまでの決意に時間がかからなかったり、突っ込もうと思えば突っ込めるところはありますが、まあ最初に書いたとおりだと思います。
書くことがあるとするなら、父親との関係は今回書かなくても良かったかもしれないですね。そして、後々の伏線くらいにしても良かった気はします。
フワたちが危ない存在じゃないことを描く場面をたくさん描いて、守るという決意をさせる。だけど最後に表情を曇らせる。とかにしておいて、後に今回描いたような父親との会話を入れるといった形でも面白いように思いました。なんとなく。
ただまあ、これも先述の通りなのですが、今作の1〜5話は、プリキュアたちはどういうキャラクターなのかを示すためのものでもあったように思うのです。
視聴者だけでなく、制作するスタッフの方々に対しても含めて。だから仕方なかったのかなと、そんなことを思うのでした。
一度アニメとして描いてしまえば、矛盾したことは描けなくなりますし、それを前提に作品作りをしていくことになるでしょうから。
まあ、隠れていなかったのに隠れていたことにされたのは、あれはきっとフワに対して言っているのですよね。まどかの腕の中に隠れていたのかと、そういうことでいいんだと思います。
弓を打っているシーンはちゃんとしているなと思いました。父親が話し掛けているのにも返事をしないのは、構えて、打って、的を見据える残心まで描いているからなのでしょう。弓道については詳しく知らないので、このくらいで。
正直そんな彼女に平気で話し掛ける父親は、性格悪いと思います。というか相手が言い返せないとわかっている場面で好き放題話すのだなと。まあ、しっかり弓道に勤しんでいるか確かめているのかもしれません。
家の中に秘密は作らない。それは勤める場所の機密情報よりも優先されることである。その理念自体は、堅物ながら実直な男であると思える部分でもありますが、弓道の部分があるので印象的にはマイナスだなと。
家族に秘密があるべきかというのは、その家々の自由だと思います。
一般の人の気持ちを知るためという、謂わば階級の違いを意識している価値観も、個人的にはそれで構わないと思っています。
事実そのような家柄の人が、世界を回しているのでしょうから。個人的には、その立場に自分が立ちたいとも思わないです。むしろ、世間の価値観を知る機会を設けているだけ、良いとも思います。
格差の違いなんて関係ないよと言う方向性に持っていくのか、厳しい親がいても自分が正しいと思う方向に進むべきと説くのか、果たしてと言ったところ。
セレーネはギリシャ神話の月の女神のことらしいです。月はムーンライトがいるので難しいよなと、そんなことを思います。
とりあえず四人が集まったので、今後描かれていく物が見えてきたように思いますね。
ひかるは、どうやら父親は宇宙に関心があったようです。父の書斎を彼女が使っていますから、あそこにあるたくさんの本も父親のものでしょう。何故父親がいないのかは描かれていません。
ララは既に大人として扱われて、自立した行動が求められています。
えれなは花屋の手伝いや弟と妹たちの世話をしていて、部活動などの誘いは断っているものの、本人は不満ではない様子。ただ、弟は不満を持っていそうです。
まどかは父親がララという存在を許さない立場にあり、それを彼女にも求めています。また、厳格でもある。ですが、まどかは5話時点でそれに反する行動を取りました。
面白いのはえれなとまどかでしょう。えれなは親から与えられている状況に不満が無さそうなのに対し、まどかはそこに疑念を持ち始めています。今後、どう描かれていくのか面白そうです。
また、そういった状況にララの価値観がどう関わってくるのかも注目するところなのでは無いかと思います。彼女はもう大人なので、「親がそういう行動を求めているから」という考えは通用しないからです。
そして、状況としてはひかるが一番複雑なのですよね。父と同様に宇宙に憧れているが、その父親は一体どこにいるのだろうという。今後描かれていくのでしょう。
次回はダークペンなるものが登場する模様。果たして。
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過去感想は下記より
アニメ感想:2019年プリキュア感想まとめ