※ネタバレあり。
  楽しんで視聴するのが方針ですが、もしもできなかったらごめんなさいと言った形。できなかったときは事前に書きます。
  無論、楽しめない理由は作品にではなく、自分に責任があると思います。一笑に付してください。
※過去作のことは比較的な意味で触れています。記憶違いをしていることもあるので、その時はご指摘ください。訂正させていただきます。


 筆者の中ではこの話は終わっていません。っていう、奇を衒ったことを書いておく。

++あらすじ++
 まどかは全国弓道王大会に出場する。父のために優勝しないとと、彼女は父を意識している。
 父は宇宙人の調査に熱心だったが、今は忙しいようでそれもできていない様子。
 気になっている選手は初出場の那須ゆみか。

 彼女はまどかに対して友達や母親が応援に来ているのに対して、応援など邪魔だとか、友達ごっこをしているから弱くなったと言い放つ。私の方が正確だった、と。
 しかし彼女は、まどかがひかるたちと昼食を食べているのに対して、孤独を感じていた。それを、アイワーンによりノットリガーにされてしまうのだった。

 アイワーンは大会の邪魔者をノットリガーにしてやったのだという。それをまどかは否定。
 まどかは彼女を良い選手だ、決勝で戦いたいとアイワーンに言ってのける。そして、ノットリガーを射手座の必殺技で怯ませ浄化したのだった。

 優勝決定戦にはまどかの父も駆けつけていた。そしてまどかが勝利する。弓道は自分一人の戦いだが、応援してくれている人々のことを思う。みんなの応援を力に自分を信じて進むと。

 来年は負けないと、固い握手を二人は交わすのだった。
++++++++

 雑あらすじ。さらっと。細部間違っていたらごめんなさい。

 全国弓道王大会は創作だそうです。何というか、こういうの誤解するから普通に弓道大会でいいと思う。まどかの実力は日本一と言うことにするための、全国の女性が参加出来るという設定なのだろうと思いますが。

 冒頭で書いたように、個人的にはこの話はまだ終わっていませんね。ゆみかが出場した大会に、彼女の友達が応援に来てくれるまでがゴールだと思います。
 彼女は友達がいないことだけを言及していましたが、まどかとの状況を比較すると、そんなものだけではないというか。
 今回の内容から察するに、彼女は一人で弓道を頑張っている人物です。それは、友達と遊ぶことに目もくれずと言うことだったのでしょう。更には、彼女には両親の応援すらないのです。まどかの方は来ているのに。
 まどかにはひかるのような友達が居ますし、母も応援に来てくれるし、何だかんだでまどかのことを大切に思っている父までいる。
 対比だというのはわかるのですが、ゆみかという人物を考えるとあまりに酷です。だからこそ、彼女に友達ができるまでが結末で、後日談でそれは描かれるべきだろうと思うのでした。と、言う訳で後のことを期待。
 言っちゃあなんですが、今作で一番彼女が主人公らしいと思いますから。両親すら来ていないことを考えれば、仕事で来られないか、彼女の弓道を応援してくれていないかのどちらかです(まあゆみかって名前を付けている時点で、弓道関係な気もするけど)。
 両親の反対を振り切り、友達と遊ぶ誘惑に負けず弓道に打ち込む。けれど、友達との付き合いも大切にしている少女まどかと決勝戦でぶつかり、敗北する。……スポーツ物の一幕かな?
 一人で戦っているだけではダメなのだ、そう彼女は気付いたのだった。そして次第に、支えてくれている人物についても気付いていくようになる。学校では、準優勝になったことが話題になっているでしょう。そこで彼女は、普段は素っ気ない態度を取るところ、少しだけ砕けた様子で話すのだった。と言う、妄想。
 ともかく、ここまで掘り下げられるだけの状況を用意してしまったのは、少し可哀想という。ただただ個人的な思いです。

 ゆみかの視点に立たなければ、まどかが父の教えからの独り立ちを果たす予兆としての話として、まとめられていたと思います。
 前回に引き続いての内容になっているのも注目でしょう。前回はオークションで、父の教えを元に状況を打開しました。今回は、父の「弓道は自分一人との戦い」という教えに、「みんなの応援を力に、自分を信じて」と、自分の考えを補強して勝利を得ます。
 まどかはララやフワ、プルンスのことを父に隠しているという要素があります。これは終盤になって必ず関わってくるでしょう。その際、父の言うとおりに宇宙人を危険視はしないでしょう。彼女は彼女の考えを持って、ララたちは信用に足ると父に言ってのけるはずです。
 その時を楽しみに待ちましょう、と言うことで。

 ただ今回の内容で気になるのは、父が映画監督のことを信用していない描写を入れたことでしょうか。まどかたちも映画に関わっていた、だから、映画監督にまどかたちも協力しているのではないか。とはならなかったのかなあと。
 それだとさすがに、親馬鹿というか、まどかを信じすぎているというか。まだ従順な子供だと信じているのかも知れませんね。
 もしかするとここら辺も、ひかるたちも後々疑わしいと思っていた。という話になるのか。

 後はアイワーンとのやり取りですかね。少し気になりました。
 ゆみかがまどかに嫌味を散々言っていてからの「邪魔者をノットリガーにしてやった」に対しての、「彼女は素晴らしい選手だから、決勝戦で戦いたい」というのは、人が良すぎるように思いました。
 ゆみかの今までの描写を見たら、素晴らしい選手には感じられないと思うという。ここら辺は、まどかの心理描写でも良いから、フォローを入れていても良かったのかなと思いましたね。自分もゆみかのような心持ちで、今までは挑んでいたのだと言うことを強調しても良かったかなと。
 そこに話が及ぶと、父の教えという部分にフォーカスが当たるので、ゆみかが気持ちを惑わせることを言ったという事実だけはしっかり残ってしまうかなと。まあ、ここら辺になってくると、細々しいとは思いますけども。

 次回は再び怪盗登場のようです。果たして。



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過去感想は下記より
アニメ感想:プリキュア感想まとめ