※ネタバレあり。
  楽しんで視聴するのが方針ですが、もしもできなかったらごめんなさいと言った形。できなかったときは事前に書きます。
  無論、楽しめない理由は作品にではなく、自分に責任があると思います。一笑に付してください。
※過去作のことは比較的な意味で触れています。記憶違いをしていることもあるので、その時はご指摘ください。訂正させていただきます。


 双子座フワのデザイン……怖くない? いや、小さなフワを二人乗せているというのはわかるのだけど、ぎょっとした。

++あらすじ++
 ペンを探して惑星レインボーへ。ブルーキャットが宝石を集めていた星だと思い出す。
 連合に加盟していないから、人々1800人が石化した理由は不明。

 ペンダントが、ペンがあると指し示した先は、行き止まり。ひかるが傍の石で一休みすると、寄りかかった壁がホログラムだと気付く。
 奥には宝石とペンが。
 だが、アイワーンもプリキュアたちを追って駆けつけていた。宝石が発する電磁波のせいでレーダーに反応しなかったから、ラッキーだったと喜んでいる。

 プリキュアに変身し戦闘。バケニャーンは紅茶を入れながら攻撃をかわすのみ。
 アイワーンはこの星の石化事件の犯人だった。実験中のダークペンを使ったら、失敗作で煙が発生し石化したのだという。だがそれで宝石を盗み、研究費用ができてダークペンが完成したのだと自慢気。

 隙を突かれて、フワが捕まる。しかしフワは匂いで、バケニャーンがブルーキャットだと気付いた。
 アイワーンは一切気付いていなかったらしく、バケニャーンをどこにやったのだと問う。そんなものは最初からいないと、ブルーキャットは答えた。
 アイワーンはバケニャーンがペンを使わせないようにしていた理由を納得する。

 誰もノットリガーにできない状況に、アイワーンはいちかばちか石化した住人を利用する。
 それが見事成功し、ノットリガーに。ブルーキャットの手に入れたペンが取られる。
 ララはブルーキャットを攻撃から守る。たかが石像に何をムキになっているとアイワーン。それをララは否定。1800人のうちの一人だったのだと。データや数字ではない、たかがでは済ませられないのだと。
 そして、想像力を塗り潰してできるノットリガーが石像からできたこと、それはまだ心があることの証明だと言う。
 ブルーキャットが閃光弾を放ち、目くらまし。その隙にペンを取り返す。ペンは双子座だった。
 ララが必殺技を放ち、4人の必殺技で浄化。アイワーンは退却。双子座のプリンセスを復活。

 星を戻すために協力するというひかるに、気持ちだけで充分と煙球を放つ。
 そして、必殺技でも戻せなかったと失望した様子で、ひかるたちからペンとフワを奪って逃げてしまったのだった。
++++++++

 雑あらすじ。さらっと。細部間違っていたらごめんなさい。

 冒頭、祖父が飛び立つ宇宙船を目撃していました。また映画の撮影か、一雨来そうだなと呟いていた訳ですが、これが後々何か関わってくるのかどうか。

 石に電磁波があってそれがエネルギーになっている、その電磁波のせいでアイワーンのペンレーダーが機能しなかった。
 ブルーキャットは故郷の宝石だから、この宝石だけは惑星レインボーに持ち帰っており、他の宝は貧しい人に分け与えていた。
 ブルーキャットが宝石を集めていたのは、アイワーンのレーダーからペンを隠すためだったのか。それとも偶然、宝石にその効果があったのか。
 恐らく後者なのだと思います。ただ、ぽっと出でこの設定が用意されると、少しブルーキャットの思いにケチが付いてしまった気がしますね。ペンを隠すために宝石を集めていた、と言う形になるから。個人的には、あくまで故郷の宝石だったから、と言う要素のみで良かったように思いました。
 ただ、これはアイワーンがレーダーを持っていると言う事情があったから、見つけられない理由付けをしなくちゃいけなったのでしょうね。そうすると仕方ないとも思えます。描かないなら描かないでツッコミ所になるし、難しいところなのかなと。
 宝石が初登場したときに、そういう要素を用意しておけば良かったのだろうなと。
 ちゃんと巧く描けば、故郷の宝石が、惑星のみんなを救いたいというブルーキャットの思いに応えたという要素になるわけで。感動出来たのではないかなと。

 ひかるがホログラムを見つける過程は、正直手抜きだったと思います。描くべき展開が後に詰まっていたからなのでしょうが、あっさり見つけてしまったなと。
 あと、ひかるがナイフを見つけたシーンも違和感。明らかにペンの方が目立っているのに、何故先にナイフを見つけられたのか。同じ一枚絵を使うのは良いのですが、ペンが写り込まない工夫はして欲しかったです。

 バケニャーンがブルーキャットだったのは予想通りでしたね。驚きは無し。
 ただ、アイワーンが惑星レインボーの石化事件の犯人だったのは驚きましたね。一つの星をダークペンの失敗ながら滅ぼして、宝石まで盗んで売り払ってダークペンを作り上げるのは、正に悪役です。悪びれてもいない様子を見ると、彼女はこのまま倒されてしまうのではとさえ思えてきます。
 そんな彼女がバケニャーンをどこにやったのかと問い質したのは、意外でした。彼女にとってそこまでバケニャーンの存在が大きくなっていたとは思っていなかった、という意味で。
 バケニャーンの意見に従っていたことを考えると、頼りにしていたのだろうなとという程度だったので。ここも、バケニャーンに意見を求める描写をもっと入れていたら、もう少し説得力が出ていた気がしました。描ける範囲にも限界があるのだろうということはわかりつつ。
 バケニャーンがペンを使わせないようにしていたのは、プリキュアに荷担していたのか、ペンの発動失敗を恐れていたのか。両方の意味があるのだろうなと思います。

 もう次回予告でプリキュアになることがわかっているわけですけど、ブルーキャットの今後の目的は何になるのだろうなと。
 次回で石化問題を解決させるのか、それとも彼女のこれからの目標とするのか。恐らく後者の方が良いと思いますが、果たしてと言ったところ。
 石からノットリガーにできたことが、イマジネーションがある、つまりは元に戻せる可能性があると示したのは良かったと思います。こういう点でも今回、ララは巧く機能していたと思いますね。1800人という数字はデータでしかなく、そこには一人一人の人生があると示したのも素晴らしかったと思います。今作において、データを尊重する彼女だからこそできる発言だったなと。

 実はブルーキャット自体は、登場してから3話しか活躍してないのですよね。で、4話目で変身する訳ですが、さすがに短いように思いました。そりゃあバケニャーンも含めればもっと増えるのでしょうが……そこは別でしょう。
 だから、まだまだひかるたちとは仲良くなったとは言えない状態での加入、と言う形になりそうな気がしますね。プリキュアになってから仲良くなっていく、と言ったところでしょうか。
 
 ペンは残すところあと4つですね。プルンスがまた「よくぞご無事で」と言っていましたが、もう一々突っ込むことでもないのだと思います。
 というか、ここら辺もう少し巧く描けた気がしますね。復活したら同じ場所にいる訳ですから、プリンセス同士は会話ができるのではないかと思うのですよ。尺の問題もあるのでしょうが、そういう描写が一切されないため、あくまで舞台装置にしかなっていないのだなと。正直なところ、これなら無機物の方が良かった気がします。もしかするとこれから描かれるのかも知れませんが。

 次回は先述したとおりブルーキャットがプリキュア、キュアコスモへ変身。その前にリアルで一回お休みを挟むという形ですね。どういったきっかけで変身するのか、果たして。



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過去感想は下記より
アニメ感想:プリキュア感想まとめ