※ネタバレあり。
 楽しんで視聴するのが方針ですが、もしもできなかったらごめんなさいと言った形。
 過去作のことも触れる方針。ネタバレを含むので未視聴の方はご注意いただけると幸いです。
 記憶違いをしていることもあるので、その時はご指摘ください。訂正させていただきます。


 (まだ2話を視聴していない状態で書いております。)
 録画失敗して泣きそうだけど、私は元気です。ネット配信をしてくれている東映に感謝しかないです。
 とりあえず一言書くなら、やべえくらい面白かったということでしょうか。そして、ものすごい気合が乗っているのを感じました。バックボーンって大事。

++あらすじ++
 さすがに場面転換が頻繁だったので、プリキュアののどかサイドとヒーリングアニマルのラビリンサイドで書き分けます。

・のどか側
 のどかは車に乗り、町に引っ越してくる。家に着くとはしゃいで、大きな建物を見つけ、探検に向かった。そこに辿り着くと、どんな出会いが待っているのだろうと胸躍らせる。
 この町は足湯など、体を療養させる施設がたくさんある。
 そこで、外国人の人に写真を撮って上げると言った親切をしていると、後に黄色のプリキュアになるであろう女性と衝突したのだった。
 その後、おばあちゃんの荷物を持って上げたりしていると、シュシュを落とした女性を追いかけた。この女性もまた、青のプリキュアになるであろう女性である。飲み物をもらって、別れる。

 そこに自然界に存在するエレメントさんにナノビョーゲンが憑依することで生まれる、メガビョーゲンが現れる。みんなが避難する中、避難誘導をしていると、犬が避難できていないという男の子の声を聞き、そこに向かったのだった。

・ラビリン側
 滅ぼされた様子の世界。テアティーヌはラテに王女の勤めを頼む。そして、ラテを託されたラビリン、ペギタン、ニャトランは人間界に訪れる。心の肉球にキュンときた人間を探すようにと言われて。プリキュアを探す決意をしたのは、ちょうどのどかが胸躍らせていた建物のオブジェの頂上。
 プリキュアを探す中、希望を述べる。ラビリンは失敗しない医師を探すと、ペギタンは優しければ良い、ニャトランはノリが合えば良いと各々違う様子。ラビリンは真面目に、それではだめだと勇み足。
 人間たちの前に姿を現して声を上げて協力を請うも、人形だと思われて成果は思わしくないのだった。
 その中、ダルイゼンが現れて、花のエレメントさんをメガビョーゲンに変えてしまう。その途端、ラテは体調を崩す。
 ラテを運び出した後、空を飛び、ラビリンはメガビョーゲンに飛びかかる。しかし歯が立たない。
 見習いのお前が敵うはずがないと、ダルイゼンに言われてしまうのだった。それでもラビリンは諦めないが、やはり歯が立たない。
 ラテの体調は悪くなり、野の草花はどんどんとその色を黒くしていく。
 助けを呼ぼうとラビリンは走り出すが、倒木に足を挟まれてしまう。そこに、のどかが現れて、木をどかしてくれるのだった。

 ここまで、ここからは合流したので分割終わり。
 のどかは体調の悪くなったラテのことを、ペギタン、ニャトランに訊ねる。メガビョーゲンを浄化して、ラテを治療しないといけないことを聞く。
 体調の悪そうなラテを見て、のどかは過去自分が病床に伏せっていたことを思い出し、何でもする決意をする。
 それを見たラビリンは心の肉球にキュンときて、のどかをプリキュアへと変身させるのだった。

 ラビリンはステッキの姿に変わり、バリアを張ってメガビョーゲンの攻撃を防ぐ。メガビョーゲンの攻撃を素手で防ぐほどの力も手に入れ、ラビリンの指示を受けながらメガビョーゲンの隙を作り、必殺技で浄化。
 エレメントさんは元に戻り、花畑へ戻る。ダルイゼンは一応報告しておくかと退散。

 しかしラテは治療が遅かったため、治らない。そこでエレメントさんの力を分けてもらい、回復したのだった。
 そして、必死になっていたため、今頃になってのどかは、ラビリンたちが喋ることを驚いたのだった。
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 雑あらすじ。さらっと。間違っていたらごめんなさい。

 のどかはかつて、走れなくなるような病気になったことがある。
 療養施設がたくさんあるこの町に来たのも、恐らくはそのためなのだということが予想される。
 そんな、自分が自由に走れない状況に陥ったことのある彼女は、人のためになりたいという思いが強い。
 だから、ラテが苦しそうにしているのを見過ごすことができなかった。そのためには何でもするという決意もした。その結果、プリキュアへと変身するに至った。
 変身するまでの経緯をまとめてみました。かっこいいですね。ヒーローしてます。過去作のプリキュアも別に戦うことの理由付けって下手なわけではなくて、むしろここはテンプレートが出来上がっている部分なのですよね。だからそこに沿えば失敗はしないというか。
 なので、そのテンプレートにどれくらい肉付けができるかだと自分は考えているのですが、今作は見事に肉付けをしたよなという。なんというか、付けた肉が肉なので、効果的ではあったけど後々話を盛り上げる要素にもなりそうな、そんな予感がしました。
 これ、献身的になりすぎて体調崩す展開があるのではないか、ちょっと不安になってしまいました。
 でも、いいんですよね。面白い。自分の性質的な部分なのですが、やっぱり行動の裏付けが示されるのって観ていて心揺さぶられます。面白いと感じますね。

 内容としては、ものすごく1話ですという印象。もちろん良い意味で。
 舞台設定、主人公のどかの性格やバックボーンの描写。後にプリキュアになる二人との出会い。妖精が人間界に来ている理由、敵の目的、それらをすべて1話に丁寧に詰め込んだ形。
 前述したこととつながりますが、プリキュアはこの最初の風呂敷を開くのが巧いですが、今作もまた、その例に洩れなかった印象ですね。

 ラテは地球の環境が悪化すると、体調を悪くしてしまう。敵勢力はその地球の環境を悪化させることが目的。
 どうやら妖精も敵であるダルイゼンのことを知っている様子。後々関係性が描かれていきそうです。

 色々布石が面白いなとも思います。さらっと両親が犬を飼えると言っていて、ラテを飼うと言う形でお世話するのだろうなとか。
 妖精の希望がそのまま、のどかたちが会った少女たちの生活と一致しているところとか。失敗しない医師というパロディもさらっと入れているのも楽しいです。

 あと、のどかがラビリンが下敷きになってしまった木をどけていたのが、力持ちだなと思っていましたけど、良く見ると中が空洞になっている枯れ木でしたね。そりゃあそうだなと。

 今後を匂わせる要素が盛り沢山の一話と言った印象でした。果たしてどう展開していくのか楽しみです。で、二話は即パートナー解消の危機を描くようで、いやはや。



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過去感想は下記より
アニメ感想:プリキュア感想まとめ