※ネタバレあり。
 楽しんで視聴するのが方針ですが、もしもできなかったらごめんなさいと言った形。
 過去作のことも触れる方針。ネタバレを含むので未視聴の方はご注意いただけると幸いです。
 記憶違いをしていることもあるので、その時はご指摘ください。訂正させていただきます。


 (まだ4話を視聴していない状態で書いております。)
 真剣に本編を観ていないとわからない難問が出題されたわけだが……。

++あらすじ++
 冒頭、シンドイーネが地球に乗り込んでくることがわかる。

 学校では森林公園でも怪物が現れたことが噂されていた。それにひなたも驚いている。
 その様子を見て、ちゆはのどかに話し掛けた。先日、不思議な生き物といたのを見ていたため。だが、はぐらかされる。

 昼休みになって、ちゆはラテが家を抜け出してきてしまったのを見つけ、のどかに会う。そして再び、ラビリンたちのことを訊ねる。のどかは不思議な生き物だから驚かせたくなかったのだが、飼っているのだと話した。

 ちゆは不思議なうさぎさんたちも喜ぶと思うと、のどかとラテを連れて、彼女の住む旅館へ。ラビリンとペギタンもこっそり付いていく。
 のどかはこの旅館がちゆの住んでいる旅館だったのかと驚く。ちゆは楽しそうに旅館のことを説明し、ペット用の温泉や、足湯、日帰り入浴もできることを伝えるのだった。

 ちゆがいなくなった隙にラビリンとペギタンも入浴。ラテはお湯が怖いため入らず。のどかも足湯に浸かる。
 この時、自分もみんなを守りたいという発言をペギタンの発言が、ちゆに聞かれている。ちゆがノックすると、ラビリンとペギタンは風呂の中に隠れる。
 のどかがラテと話していたとごまかしている中、シンドイーネが温泉の源泉にいるエレメントさんからメガビョーゲンを生成。温泉の水がおかしくなってしまう。

 駆け付けるちゆと従業員の川井(Wikipedia調べ)。川井はメガビョーゲンの攻撃からちゆを守り気を失ってしまう。
 その中、駆けつけてきたのどかはプリキュアに変身する。だが、ちゆを狙うメガビョーゲンの攻撃をかばい、危機に。
 ちゆは勇気が出せずに隠れていたペギタンに話し掛ける。勇気がないなら分ける、あなたが守りたいものがあるように、私も守りたいものがある守るために力を貸してと。そして、キュアフォンテーヌに変身。

 のどかと連携し、メガビョーゲンの隙を作り、ちゆが浄化。
 しかしラテは体調が戻らず、エレメントさんに力を分けてもらい、ちゆが与えることで回復したのだった。

 そして一話でのどかが訪れた展望台(……でよいのですよね?)で、自分が守りたいものを守って貰ったお礼にと、ちゆはプリキュアの活動をすることを決意するのだった。
 そしてよろしくと、のどかの名前を呼ぶのだった。のどかもまた、ちゆちゃんと返す。
 ニャトランはパートナーを見つけられないまま戻ってきて、ペギタンにパートナーができたことに驚き、みんなは笑うのだった。
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 雑あらすじ。さらっと。間違っていたらごめんなさい。
 というか、しっかりきっちりしているなと、そんなことを思う。

 ED後の問題、普通に難しかった気がする……。水のエレメントさんのほっぺたにピンクが差していたかどうかって、ながら見している人ほど当てられないでしょこれ。逆に言うと、子供だからこそ気付くという絶妙さだと思います。

 今作、プリキュアがヒーローとして描かれていますね。立場としてではなく、心情として。
 守りたいもののために戦おうという、決意を大事にしているのを強調しているように感じます。
 キュアフォンテーヌ。フォンテーヌの意味は泉だそうな。
 なお、書き忘れていたキュアグレースの意味は、なかなか複雑。のどかの境遇から言って、優美と恩寵とで、ダブルミーニングにしていそう……。
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・上品、優美、寛容などを意味する英語の名詞。神学用語としては恩寵、神の恵みを意味する。
・ギリシア神話の女神カリスに由来するローマ神話の女神グラティアの英語読み。
※Wikipediaより抜粋
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 今回の敵はシンドイーネ。2話で幹部としてのキャラクターは全員紹介されているというのも面白いです。もう一人はグアイワルですね。だるい、しんどい、具合悪い。……書いているだけで気が滅入ります。
 このシンドイーネ、キングビョーゲンに熱を上げている模様。……後々裏切られそう。

 ちゆ、察しの良い子でしたね。と言っても、のどか自身が隠し事をすることに慣れていないせいもあるのですけども。素直な子なのだと言うことがわかる、微笑ましい描写だと思いました。
 というか、メガビョーゲンが現れたと見るや、周りに人がいないかを確認する余裕もなくなってあっさりとばれるのだから、相当かなと。でも、それで良いとも思います。
 それはそれで、のどかが明らかに隠し事をしているのを触れないのは、ちゆの優しさと言えるのだろうなと。何せ、風呂場の話し声はしっかり聞こえていて、自分が変身する際の説得の材料に使っているわけですから。しかも、のどかが喋るウサギと変身して、ペンギンが喋っているのを見つけて、自分も彼の力を借りれば変身ができると気付いているおまけ付き。

 ラテがお湯が怖いというのは、何かの伏線なのか。実際に、子犬をお湯に入れるのは危険と言うことなのか。多分後者だと思う。本当に真似しかねない子供がいそうだし。
 のどかは本当に奉仕精神というか、優しい人物なのだとわかるのが、ペット可の温泉をラビリンたちが喜んでいることを伝えられないことを、残念がるセリフを言っているところですね。細かいところで積み重ねていくの、素敵だと思います。

 そのラテが、ペギタンの目を離した隙に学校に辿り着いているのは、さすがに危うい気がしました。多分、途中で誰かに見つかっていてもおかしくなかったと思う。
 ちゆとのどかとラテが出会い、ラビリンとペギタンが同行する。と言う形を作るための描写だったのだろうなと。

 メガビョーゲンに襲われた川井は、温泉がおかしいと感じたのは気のせいと言うことで女将さんに説明したのですが、それで本当に大丈夫だったのかだけは気になりました。ちゆが何かしら説得をしたと言うことなのか、それとも襲われていたときの記憶が無くなってしまったか。
 前者の方が良さそうと思ったので、ここは温泉が元通りになったことを確認する描写を入れても良かったのかなと。細かいところですけども。脚本が明らかにぎゅうぎゅう詰めだったので、そこら辺の説明をしたという描写は省略したという事なのでしょう。

 それにしても、ちゆとペギタンの会話、その後の変身が格好良かった。勇気がないなら分けて上げると、臆病なペギタンに優しく話し掛けて、守りたいというペギタンの思いを汲み、自分も守りたい物があると変身するわけですよ。
 で、自分の守りたいものを守ってもらったお礼に、プリキュアの活動を続けていくと、そういう話の流れ。……ちゃんとしているなと思います。
 ニャトランが猫として可愛がられているところから一切登場せず、どうしているのかなと思ったところで、パートナーが見つけられなかったオチも付いて、非常に面白かったなと、シンプルに思いました。

 次回はひなたがキュアスパークルに変身。はてさて。



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過去感想は下記より
アニメ感想:プリキュア感想まとめ