※ネタバレあり。
 楽しんで視聴するのが方針ですが、もしもできなかったらごめんなさいと言った形。
 過去作のことも触れる方針。ネタバレを含むので未視聴の方はご注意いただけると幸いです。
 記憶違いをしていることもあるので、その時はご指摘ください。訂正させていただきます。


 お祭り回。のどかの体調部分についても描きつつ、過去のプリキュアに関しても触れる内容となっていました。

++あらすじ++
 のどかはすこやか総合病院で検診を受け、自身が健康になっていることを医師に告げられる。帰り道、花火が打ち上がりすこやか市でお祭りがあることを知る。
 のどかはラビリンとラテを連れ、「すこやかフェスティバル」を訪れるのだった。

 一方グアイワルはおやつを子分であるバテテモーダに進呈。表面上は従っている素振りを見せるが、内心は違う様子。今回は彼が人間界へ乗り込むことに。

 のどかは歩いていると、ひなたとその姉が出店しているのを見つける。パンケーキを出しているのを知り、注文。
 その後ひなたもお手伝いを終え、のどかと一緒に歩くことを提案。ちょうどちゆも通りがかり、三人で一緒に回ることになった。
 ちゆも旅館の手伝いをしていたという。連休でお客様が一杯だからだという。

 ひなたが生カステラ、採れ立て野菜、ジャンボハンバーガー。そして、大人気のすこやか饅頭を紹介。
 店主が6種類の野菜を使っていることを紹介。ラビが思わず食べたいと口に出してしまうのをごまかし、全種類を1つずつ購入。足湯に浸かりながら食べ、美味しいと歓声。
 ラビとニャトランがもっと食べたいとだだをこねるのを、ペギタンが諫める。ラテにも食事をさせる。ラビはだだをこね続ける。

 のどかはみんなに病院で健康であることを伝える。この街に来てパワーアップした気がすると。プリキュアのパワーだというひなたを、ラビリンたちは否定。ちゆは温泉だろうと言う。
 そして他のお店を回るのだった。
 いつの間にかラビリンたちはのどかたちとはぐれている。そして、そこであるコンテストのビラを見つけ、すこやか饅頭100個という優勝賞品に注目する。
 のどかたちはラビリンたちとはぐれたことに気付くが、そこに街の名物であるすこやか饅頭のための蒸し器が故障していることに気付く。だが、他の店が蒸し器を貸してくれ、のどかたちも手伝えることを手伝うことに。そして協力し合って無事にすこやか饅頭を販売できたのだった。
 老婆がのどかに、すこやか市はそういう街だと言うことを言う。病気やトラブルに見舞われる度に、困難を乗り越えてきたのだという。だからすこやか饅頭が作れないくらい、どうってことないのだという。
 ちゆとひなたもそれに同意。そしてのどかはその元気のパワーをもらっているから元気になったのかもと言う。

 バテテモーダはグアイワルの子分になるわけが無いと毒づき、早く手柄を立てて逆にグアイワルを子分にしようとほくそ笑む。そして携帯の扇風機から風のエレメントでメガビョーゲンを作り出す。
 ラテの体調が悪くなり、ビョーゲンズの参上を察するのどかたち。メガビョーゲンが現れ、住民は避難。その中ラビリンたちは戻ってきて、プリキュアに変身。

 バテテモーダはステージで挨拶。メガビョーゲンにはね飛ばされてプリキュアたちは森へ。風で身動きが取れないもののちゆが蹴ることで隙を作り、ひなたも蹴りを入れてメガビョーゲンを転倒。その隙にのどかがキュアスキャン。三人で光線を浴びせるが、空を飛んだメガビョーゲンが落ちてきた衝撃でお祭り会場に再び飛ばされてしまう。
 その勢いのままのどかはバテテモーダに蹴りを入れる。みんなの元気が詰まっているお祭り会場を蝕ませはしないと啖呵。
 ひなたは雷のエレメントボトルを使い、メガビョーゲンを感電させ動きを止める。三人の必殺技で浄化したのだった。バテテモーダは三人を倒すのは後のお楽しみにすると退散。

 風のエレメントがプリキュアに会うのは久しぶりと発言。昔のことだったからと。
 伝説のプリキュア、のどかたちの前のプリキュアだとラビリンが言う。のどかたちと同じ人間の女の子が、メガビョーゲンに立ち向かい、力をもらいプリキュアになった。それがテアティーヌのパートナーだったのだと。
 すこやか市にその女の子は住んでいたのだと風のエレメントは続ける。音楽を奏でることで、人間のみならず、動物やエレメントの心と病を癒していたのだと。それがのどかたちの前のプリキュアだった。
 この街でプリキュアが生まれたのだと、のどかは感慨深げ。そして、それがこの街の元気の秘密なのかなと。自分もいつかみんなを元気にするプリキュアになりたいと言う。

 そして、ラビリンたちが注目していた大声コンテストが始まる。
 ひなたはスマホ新しいの欲しい。ちゆは沢泉の温泉最高。そしてのどかは、私すごく生きているって感じ。そののどかの声は、やまびこになって木霊する。
 そして見事にのどかが優勝。みんなですこやか饅頭を食べたのだった。
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 雑あらすじ。さらっと。間違っていたらごめんなさい。

 のどかの体調が良くなっているということが描写されていました。確かに彼女、病気だったとは思えないほど活発に活動していますので、ここで改めて着目したということなのかなと。
 で、今回はそののどかが元気になった理由を話題にしながら、すこやか市のお祭りを楽しむという内容になっていました。
 その部分については「かもしれない」という形で、断定していませんでした。そして恐らくは、今回の内容ってそこがメインではなかったのだろうとも思います。

 やっぱり一番は、過去のプリキュアもすこやか市にいたと言う部分なのでしょう。
 これは今後のプリキュアに関しての前振りなのでしょうね。諸々の都合でもうプリキュアの姿も明らかになっていますけど。彼女が登場するに向けての。
 なんとなく、テアティーヌがプリキュアになるのではという気がしています。元々、ラビリンたちは見習いで、だからこそパートナーであるのどかたちと協力しながらプリキュアとして活動していました(1話だったはず)。これ、一人前であれば人間体に変身できて、それで一人でプリキュアとして活動できるということなのかなと。
 昔と言っていますから、もうその少女は大人になっているか、お年寄りか、亡くなっているかもしれないので。
 個人的に感じたのは、のどかの元気の理由探しは、ここら辺の伏線を隠すための手段だったのかなと感じました。プリキュアが過去にいたとただ示してしまうと、あからさまに伏線だと感じてしまうので、それが元気の理由なのだという違う要素を納得させる描写にしてカモフラージュさせたのかなと。

 ただそれでも時期的なお約束として、プリキュアへの伏線と言うことはわかります。なので、もう一つ伏線が隠されているのかもとそんなことを思いました。
 すこやか市は困ったことはみんなで助け合い解決してきた。ここでさらっと病気と言っているのが、ポイントなのではと。
 恐らくここ、プリキュアがかつてすこやか市にいたと言うことと繋げているのでしょう。過去にビョーゲンズの魔の手が襲い、プリキュアが戦っていたというのは作中示されていました。
 それだけでなく、町の人々もまた協力し合ってビョーゲンズを退けたのではないかなと。今回はもしかすると、のどかの世代でもその描写が繰り返されることを暗に示しているのではと、そんなことを思ったりしました。

 バテテモーダはやっぱりグアイワルへの下剋上を狙っていました。むしろ子分にしてやろうという考えですね。そりゃあそうだよなと言う感じ。
 ただ気になったのは、前回は戦闘をしていたのに、今回は加勢していなかったことですね。わざとなのか、単に気分的に戦わなかっただけなのか。多分後者なのでしょう。

 内容としては街の人々との交流を描きつつ、新しいプリキュアを示唆させるという、日常描写メインの回。大きな動きはないものの、今後のために必要となる描写を集めた回という印象でした。

 次回はラビリンとのどかがケンカをしてしまうようです。果たして。2話のパートナー解消の危機は、ケンカと言うより、相手を気遣ってのものでしたからね。
 何気にパートナーを探せは最初から簡単だなと、そんなことを思いつつ。



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過去感想は下記より
アニメ感想:プリキュア感想まとめ