※ネタバレあり。
 楽しんで視聴するのが方針ですが、もしもできなかったらごめんなさいと言った形。
 過去作のことも触れる方針。ネタバレを含むので未視聴の方はご注意いただけると幸いです。
 記憶違いをしていることもあるので、その時はご指摘ください。訂正させていただきます。


 火のエレメントボトルを手に入れた回となりました。エレメントのほんものどっちでしたね、今回は。

++あらすじ++
 寝坊して遅刻するニャトランは、良い香りのする建物を見つけ近付く。綺麗な人を見つけときめくが、泣いているのを見て突入しようとしてガラスにぶつかり気絶。
 一方、のどかたちはひなたたちの家に集合していた。ニャトランが遅刻していることにラビリンは腹を立てている。そこに先程の女性が動物病院を訪ねてきた。彼女が抱きかかえていたのは、手当を受けたニャトランだった。
 飼い主と言うことにして受け取り、女性は帰宅。ニャトランは彼女に対してズッキュン来てしまったのだと言い、そのことでラビリン、ペギタン、ちゆはパートナー解消かと焦る。ひなたはそんな心配を余所にお近づきになるために女性の元を訪ねようと提案するのだった。

 女性織江を訊ねると、アロマショップを経営していた模様。引っ越してきたばかりで荷ほどきもされていない状態だったため、ニャトランを手当てしてくれたお礼にと手伝う。
 お客様を集めるためのビラ配りまで手伝ったのだった。だがニャトランは手伝うことが満足にできなかったと不満げな様子。良い方法があるとひなたが言い、ラビリンとペギタンは慌てる。
 そしてビーズで飾り付け用のアクセサリーと手紙に思いを添えることに。
 パートナー解消に焦るラビリンたち、ちゆも本人の希望を優先すべきと言いつつも一筋の汗。焦っていないのはのどかと、ニャトランを応援するひなただけ。

 一方シンドイーネは香水を振りまきすぎて、グアイワルとバテテモーダに嫌な顔をされていた。
 たまらずバテテモーダは人間界へと仕事を口実に逃げ出す。そこで客が並びだしているアロマショップを見つけ、店に飾られたキャンドルからメガビョーゲンを生み出した。
 私に行こうとする道すがら、ラテの具合が悪くなり、アロマショップが被害場所であることを走って向かう。そして予想通りメガビョーゲンがおり、変身。

 バテテモーダも肉弾戦に参加してくるため、苦戦。その中でメガビョーゲンの攻撃がニャトランの贈り物に当たりそうになり、庇ったひなたは傷付いてしまう。
 大丈夫で良かったというひなたに、スパークルが大丈夫じゃないと心配するニャトラン。ひなたはそこで、ニャトランがプリキュアに誘ってきたときのことを言う。好きな物や大切なものを守るんだよと。ニャトランの気持ちを守りたいと。
 自分は一つのことに集中するのは苦手で、だから何かを特別に好きというのがわからない。だけど、ニャトランの特別な好きを守ることはできる。それがすごく嬉しい。一所懸命なニャトランはかっこよかったからと。
 ニャトランもまた、ひなたを格好良いという。アイデアをどんどん出して、グングン進んでいるからと。
 二人は喜ぶ、お互い両思いだと満面の笑み。両思いの使い方はそれで合っているのかとペギタン。ちゆは二人が通じ合っているなら、それでいいじゃないという。

 ひなたは立ち上がろうとするが、メガビョーゲンの攻撃による蝋が固まって身動きが取れない。ちゆはそれに気付き、雨のエレメントボトルで雨を降らしてメガビョーゲンのロウソクの火を消して、弱らせた。そうしてメガビョーゲンが弱ったため、蝋による拘束が解かれる。
 のどかがメガスキャンをして、必殺技で浄化。バテテモーダも退散。

 ラテの元気が戻らないため、火のエレメントから火のエレメントボトルをもらい、ラテも元気を取り戻す。
 織江が戻ってきて、ニャトランの贈り物を渡そうとするが、突然現れた日下 炎が現れて、彼女の夫だと言うことが判明。結婚したから戻ってきたのだという。のどかは彼女の思い詰めた様子を納得する。ニャトランは燃え尽きた様子。
 ニャトランはビーズのブレスレットを持ち、涙目。ひなたはグミを増したジュースを上げて慰める。
 ラビリンはのどかに二人のことを心配していなかったと訊ねる。のどかは二人のことを死んでいたもんと答える。
 その時、ラテの体調が悪くなったことにちゆが気付く。ラテは具合の悪い様子でちゆの膝の上でうずくまっているのだった。
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 雑あらすじ。さらっと。間違っていたらごめんなさい。

 のどか、なんて顔してジュース飲んでるんだ。ご満悦が過ぎる。

 ニャトランは独り言は必ず語尾にニャを付けているのですよね。
 ホームページの説明でも口癖のことは描かれていますね。そういう設定があるので、普段は格好付けているけれど焦っているときにはニャを付けているのを見ることができると。

 ニャトランが恋した織江、ちゃんと大人の女性として魅力的に描かれているの良いですね。ロウソクを見つめて涙ぐんでいたのは、新婚ほやほやで夫に会えないが故の寂しさからだったわけですね。
 そして荷ほどきを手伝っているときののどかのへっぴり腰よ。ちゆとひなたが何個も同時に段ボールを持って姿勢良く立っているのに対して、常に屈んで段ボールを股下で持っているののどかという対比よ。重い物を持つと言うことも、彼女にとっては経験してきたことではないのだなと。でも持ち方的にはのどかの持ち方の方が、腰にも悪いし持ちづらいという。
 今回、そういう仕草も含めて、表情なども絵柄が可愛らしかったですね。キャラクターデザインに近いというか。

 火のエレメントの声が今までの人と違ったような気がしました。ちょっと太めの声ですね。
 そして三回連続のボトル提供。やっぱり新プリキュアの販促が始まっていることも含めて、早めに話を展開させているのかなと、そんな気がしてきますね。

 ニャトランの恋が玉砕されるのは予想通りでした。そりゃあそうだろうという感じ。お決まりの展開ですね。気の毒ではあるので、せめて手紙を受け取ってから判明しても良かった気はしましたが……。
 パートナー解消になるかもしれないという不安を抱えての進行でした。ケンカをすると変身できなくなるくらい繊細なので、恋心も影響しそうな気もしますが、そんなことはなく普通に変身できていましたね。
 ニャトランが恋心を元に励んでいるのに対して、それを応援しているひなたは、言うなれば感情が一致していることになるわけで、だからこそ支障なく変身できるのだなと言う。
 あくまでちゆが本人の選択を尊重しているのが面白いですね。ここまで尊重している場面が強調されると、今後そういった尊重をちゆがしたくないと思うような事態に見舞われるのかなと言う予感がしてきてしまいます。

 今回はバテテモーダ、肉弾戦を仕掛けてきた模様。やっぱり戦うのは楽しいと言っているところを見ると、気分で決めているようです。ひなたが主となる回では戦闘に参加する、とかですかね。

 ひなたとニャトランの関係は、やっぱりフィーリング重視かつ、現代っ子という感じがしますね。
 軽い様子でも、自分がその真剣になりきれないことを自覚していて、だからこそその真剣であるという特別な感情を守ってあげたいというのが、今後のひなたのモチベーションとなっていくことがわかりました。
 しっかりと彼女の感情部分を補強していっているなと。

 ラテが体調を崩したのは、次回の予告通り新プリキュアへの布石なのでしょう。
 次回はラテが体調を崩した状態から始まるようです。その中で新たなプリキュアが現れる模様。ラテもお手当をしたいと考えているということが何を意味しているのか、気になるところですね。



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過去感想は下記より
アニメ感想:プリキュア感想まとめ