※ネタバレあり。
楽しんで視聴するのが方針ですが、もしもできなかったらごめんなさいと言った形。
過去作のことも触れる方針。ネタバレを含むので未視聴の方はご注意いただけると幸いです。
記憶違いをしていることもあるので、その時はご指摘ください。訂正させていただきます。
1.率直な感想
すみません、今回も酷評になります。予めご了承ください。
グアイワルの策略はあくまでキングビョーゲンを倒してもらうことだったので、帰ることができなくなったのはそれとは別の話なのですよね。
ひなたの落ち込む理由が時間が経つことに入れ替わっていたので、少し混乱してしまいました。……それとも、それ込みの作戦だった? どうせ逃げられないとは言っていたけど、そんな感じでは無さそう(もしそういう描写だったら筆者の勘違いです。すみません)。
浄化すると元の世界に戻るゲートが開くのは、さすがに謎理論だと思います……。何かの伏線だったらびっくりします(思いついている考察はあるので後述)。
2.あらすじ
※雑あらすじです。間違っていたらごめんなさい。
自分がキングになるためにキングビョーゲンを倒させたというグアイワル。メガパーツを使用し、キンググアイワルに。シンドイーネはキングビョーゲンがいなくなったことを信じず、探索に。ダルイゼンは何もしないように言われ、様子を見る形に。
キンググアイワルの力は強大で、プリキュアは窮地に陥る。あすみはすぐに吹き飛ばされ、ひなたも火のエレメントも効かず、肉弾戦も軽くしのがれる。ひなたはニャトランが静止するくらいに焦った様子。プニシールドも一撃で破壊。
ちゆが雨のエレメントの光線で加勢に入り、全員で総攻撃をするが通用しない。途中、ひなたは落ち込んで膝をついてしまう。その中でのどかとちゆは同時に攻撃を食らい、岩をいくつも破壊しながら跳ね飛ばされ、変身が解けてしまう。
あすみはひなたが必殺技を打とうとしているのを見て、わざと防戦一方まま吹き飛ばされる。しかしひなたのヒーリングフラッシュも跳ね飛ばされ通用しない。そして変身が解けてしまう。
しかしその光線が、何やら穴を開けていることにラテが気付く。
ひなたが攻撃されそうになったところ、音のエレメントにより土煙を生み、全員は逃げ出すことに成功。
グアイワルは地球へと乗り込んでいく。プリキュアはどうするのかと問われるが、どうせここから戻ることはできないという。ダルイゼンは何か思うところがある様子。
逃げていく中、ひなたは暗い表情。
のどかは意識を取り戻し、キンググアイワルを放っておけないと探そうとする。その中、ラテが体調を崩す。グアイワルが地球でメガビョーゲンを無数に生み出し、すこやか市を蝕んでいたためだった。木、水、雷、風のエレメントが蝕まれている様子。テアティーヌもキングビョーゲンとは異なる、大きな力を感じる。
戻ろうにも戻り方がわからない。あすみの力も、風のエレメントの力が必要で、ビョーゲンキングダムのようなエレメントがいない場所では使用できないのだという。
ひなたが自分が罠にかかったせいだと謝る。そんなことは無いという言葉も聞かない。自分は何をやっても失敗するのだと涙を流すのに、ニャトランが励ます。
ひなたに振り回されるのは好きだと。誰だって失敗はする。失敗ばっかりするから凹むのだと。成功したときだってあるだろうと。
のどかはひなたが叫んだから、エレメントさんが答えてくれたことがあったことを例に挙げる。
何度失敗しても立ち上がってきたところが大好きだとニャトランは言う。心の肉球がキュンとしたときより、今の方がもっと好きだという。ひなたは自分もだと抱き締めて、元気を取り戻し、失敗ばかりなら失敗が増えてもどうってことないと、大声を上げてちゆたちに制される。
あすみはラテに聴診器を当てて、様子を見ている。
大声を上げたからか、ダルイゼンに気付かれてしまう。
ラテがヒーリングフラッシュで穴が開いたことを言う。そして、蝕みが少ない場所に少ないところに必殺技で浄化をすることに。しかしどこに、と困った様子。
キンググアイワルは更にギガビョーゲンを出して、更に蝕んでいた。助けを求めるエレメントたち。その様子をのどかたちはバッグを通して観ていた。
ラテの額が白く光り、ヒーリングボトルも全て光り、蝕みが少ない石を指し示した。そこを浄化すればと変身。よく気付いたねとダルイゼンが登場。光線で石を破壊し妨害してくる。のどかが乗り込んでいき肉弾戦を仕掛け、光線で体制が崩れたのをちゆが救出。石への光線をひなたがプニシールドで防ぎ、あすみが踵落としで牽制。実りのエレメントでのどかが攻撃して隙を作る。
そして必殺技を使用し、穴を開けた。そしてのどか以外が入ったところで、ダルイゼンがのどかを妨害。光線を穴に当てて、穴を小さくしてしまう。もうダメかと言うときに3人の必殺技により穴が大きく広がり、その隙にのどかは穴に入る。捕まえようとするダルイゼンの手は空を切った。
そして全員、すこやか市に戻ることができたが、メガビョーゲンやギガビョーゲンにより、街は大きく蝕まれてしまっていた。落ち込んでいたひなたが、頑張ってお手当てしようかと言い、全員がうんと答えた。
3.詳しい感想
今回はエレメントさんどこだで、木と雨のエレメントを公園で探す形でした。案内は前回ニャトランだっただけにペギタンでしたね。
それと3月20日公開の映画の宣伝がありましたね。夢を守るために戦うようです。自分は新作プリキュアの特典が欲しかったので、前売り券だけひとまず購入した次第です。多分、観ないと思います。配信されたら観たいなという。
最初に書いたことなのですが、グアイワルの罠にはまったからと言って、負けて逃げるまでであればひなたは落ち込む必要がないのですよね。
グアイワルがキングビョーゲンを倒させたとして、プリキュアたちにしてみれば敵の戦力を一つ削ったことになるのですから。むしろ、キングビョーゲンとキンググアイワルを同時に相手にしなくて良くなった分、この時点ではプリキュアたちの視点に立てば、状況が良くなっていると思います。
結果的には、キンググアイワルに負けてすこやか市に乗り込まれたし、帰れないという話にはなるわけですけど。更には次回キングビョーゲンまで復活しそうですけども。
グアイワルはキングビョーゲンが倒されなければ自らをパワーアップさせようなどと思わなかっただろうし、そういう意味ではひなたに責任があると言えるのでしょうか。……無理がある。
これ、グアイワルの目的はキングビョーゲンを倒してもらうことだけど、プリキュアにとっては帰ることができないことの方が深刻だから違和感があるのですよね。
この目的と結果のずれている感じが、グアイワルらしいと言えばらしいのかもしれませんが。
そんなことよりも気になったのはダルイゼンの態度でしょうね。帰ることができないというグアイワルの発言には納得していない様子で、そしてプリキュアが帰る方法を見つけたことに対してよく見つけたと言うニュアンスの発言をしていました。まあ、蝕みの少ない場所を見つけたことに対しての発言かもしれませんが。
やっぱり彼は、何かわかっている風に見えるという立場で徹底されているのだなと言う感じ。
ともかく気になったのは帰る方法である、浄化をすると地球へのゲートが出現することですね。率直に何故、と言う感じになります。
その場凌ぎの設定か、そうでないならば、エレメントの力が込められた光線は、風のエレメントのワープのような力があるということでしょうか。
あるいは、ダルイゼンたちビョーゲンズのワープは浄化によって行われていて、プリキュアの必殺技による浄化と何かしら関係があるかでしょうか。つまりヒーリングアニマルとビョーゲンズは表裏一体なのではないかという(自分はまだ視聴していないですが、最終回の放送がされている段階でこんな考察しても意味ないのでしょうけど)。
あすみのワープについては、一回使用するとしばらく使用できないという設定があるため、深く考えようとするのは止しておいた方がよい気がします。
風のエレメントの力を借りていて、一回使うとしばらく使用できないということは、その間は風のエレメントが消耗しているということなのではないか。とか……。
ひなたが失敗続きで上手く言ったこともあるということの例で挙がったのが、大声を上げたらエレメントさんが導いてくれたというのは(11話ですね)、さすがに要素としては弱いというか、数が少ないように思いました。
こういう展開になるのだったら、もっと、ひなたに振り回されたら結果オーライになったと言う展開を用意しておくべきだったと思います。これなら、ニャトランの「でも好き」で押し切って、ラビリンとペギタンが呆れている中、のどかやちゆが笑っている。と言う描写でも良かったと思います。
そこで感じたのは、今作、個性を否定しないことに気をかけているのかもなと。ひなたの欠点と言える部分も、断じて否定しないという決意を感じます。
次回はキンググアイワルとの戦闘もありつつ、浄化されたはずのキングビョーゲンが現れる模様。やはり簡単には倒されなかったなと言う感じ。果たして。シンドイーネが探しに行ったことが関係してくるのでしょうか。
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過去感想は下記より
アニメ感想:プリキュア感想まとめ